東京・東久留米 シャルキュトゥリー モエの逸品
巣ごもり需要からますます盛んなお取り寄せ。実りの秋、そして食欲の秋。飽くなき食へのこだわりは、ハムやソーセージといった食肉加工品のジャンルにも及ぶもの。今回は、塩味を抑えた日本人好みの食肉加工品を提案する東京・東久留米のシャルキュトゥリー モエの逸品を紹介しよう。
たっぷり贅沢に。「マダム・クレアのパテ」
店名にあるシャルキュトゥリー(charcuterie)とは、フランス語でハムやソーセージ、パテやテリーヌなど食肉加工品の総称。シャルキュトゥリー職人の中川萌オーナーは、フランスと日本の食文化が融合する、型にはまらないシャルキュトゥリーを探求している。 モエの1番人気は「マダム・クレアのパテ」。鶏レバーペーストをベースに、独特な苦みとスパイシーさが特徴のジュニパーベリーをアクセントにしたパテは、見た目は濃厚ながら口に含むと上質な脂が広がって意外とあっさりテイスト。バゲットや野菜にたっぷり塗って、贅沢にいただきたい。
「マダム・クレアのパテ」¥440/100g
ほどよい塩味の生ハム 「ジャンボン・モエ」
シャルキュトゥリーの王様、生ハムも見逃せない。モエの生ハムは、40日ほど塩づけにして1年間吊るし熟成させたもの。塩辛いと感じることもある生ハムだが、モエのそれは塩味が強すぎない。歳月が醸し出す奥深さと、やさしい塩味、上品な豚の脂が口に広がる幸せ。キリッと冷えたワインや日本酒とのマリアージュにピッタリだ。本場イタリア産プロシュートもいいが、モエの生ハムも見逃せない。
「ジャンボン・モエ」¥864/60g
発酵食品としても注目の「白かびのサラミ」
知る人ぞ知る「白かびのサラミ」。固めの白いソーセージ、もしくはサラミのカマンベール版といった面持ちだ。冷えた状態で薄くカットして、まわりのチーズのような白かび部分と乾燥で旨みが凝縮したサラミの味わいがクセになる。赤ワインやビールのお供にいい。賞味期間も3週間程度と比較的長めなので、余ったら乾燥しないようきっちりラップをかけて美味しさKeepで味わいたい。
「白かびのサラミ」¥1,210/100g
オープン10周年を迎えたシャルキュトゥリー モエ
日本とフランスで10年余りの修行を積んだ中川萌オーナーが、29歳の若さで東京・東久留米に開業した「シャルキュトゥリー モエ」。2020年に10年目を迎えた。駅から遠いにもかかわらず、モエファンは口コミで年々増えているそう。「シャルキュトゥリーは日常食。肉の旨みを引き出し、多くの方に好まれる、毎日食べたくなるような味を探求しています」と中川萌オーナー。モエの味はやさしい表情のオーナーを体現しているようだ。強い探求心と創意工夫で生み出されるMade in Japanの逸品を、とっておきのギフトに、また普段の食卓に、ぜひ。
●シャルキュトリー モエ
東京都東久留米市滝山7-17-24-103
(西武池袋線「東久留米」駅西口または西武新宿線「花小金井」駅北口から 西武バス「団地センター」下車 徒歩10分)
TEL:042-474-9250
URL http://www.charcuterie-moet.jp/
楽天市場店URL https://www.rakuten.co.jp/charcuterie-moet/
※この情報は2020年11月時点のものです。変更される場合がありますので、お出かけの際はHP等で最新情報の確認をしてください。